登録番号 B0000295
資料種別 実物
所属部門 芸術
分類番号 B-520
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慰めの聖母マリヤ
資料名 慰めの聖母マリヤ
資料名(よみ) なぐさめのせいぼまりや
別称 ロシア・イコン
数量 1件1点
法量 30.9×26.2cm  
材質 板 テンペラ
製作年代 1800年頃
解説  聖母マリヤは首を軽く右にかしげ、左手を頬にあてて、深い思いに沈んでいるかのように見える。幼児キリストは母マリヤに寄り添い、両手で開かれた巻物を持っている。そこには「正しい審判が下る時、恩寵(おんちょう)と慈悲がもたらされる」と記されている。審判は神が下すものであって、その時恩寵と慈悲が約束される。イエス・キリスト自身の受難と贖罪の運命も神の意志によって決められている。幼児は母マリヤに「母よ私の哀しみを慰め給え」と語りかけている。 
本図像の主題は、典礼(正教では奉神礼)に基づく表現であるが、様式の成立には西欧の影響がみられる。この種の聖母像は、17世紀以来特に民間信仰として取り上げられ、人々の信仰心に深く結びついた聖母敬拝の像となった。