次 最後
登録番号 B0000322
資料種別 実物
所属部門 芸術
分類番号 B-520
拡大
前の画像   次の画像
聖ニコラウス
資料名 聖ニコラウス
資料名(よみ) せいにこらうす
別称 ロシア・イコン  ノブゴロド派
数量 1件1点
法量 97.0×74.0cm  
材質 板 テンペラ
製作年代 16世紀
解説  聖ニコラウスの生涯については、ヤコブス・デ・ウォラギネの『黄金伝説』に、さまざまの伝説が記されている。その中の一話には、ある貧しい人の3人の娘が、困窮のあげくに身を売らねばならなくなった時、ニコラウスは金塊を布に包んで、夜ひそかにその娘たちの家に窓から投げ込み、これを助けたという。この伝説から、キリスト降誕祭に子どもたちに贈り物をするサンタ・クロースとして知られるようになった。このほかにも、海上の救難や大飢饉の救助、無実の死刑囚を救った伝説などが伝えられている。これらのことから、14救難聖人の一人に数えられ、船乗り、パン職、仕立屋、織工、肉屋、公証人、弁護士、学生、処女、子供などの守護者として人気が高く、それだけ聖ニコラウスを描いたイコンの数は莫大といわれている。図像では、主教服をまとい、十字の模様のついたオモフォリオン(肩掛け)をして聖書を持ち、右手で祝福している。上部左右にはキリストと聖母マリヤがあらわされ、このイコンがキリストや聖母に代わる信者たちの祈祷像となっていることを示している。